セトノベルティの技

セト・ノベルティは大きく8つほどの分業による製造工程です。

セトノベルティの工程

原型

石膏型を製作するための原型を製作します。
製品のデザイン原画(平面)を立体に起こし原型を完成させます。形状の複雑なものは部品ごとに分解し石膏型を作ることや焼成後の縮みを想定して製作します。

製型

原型をもとに、石膏型を製作します。
石膏型には
・「元型」(試作用)
・「ケース型」(保存用)
・「使用型」(製品用)
の3種類あります。

鋳込み

石膏型(使用型)に、泥状になった粘土(泥漿(でいしょう))を流し込み、成形します。
均一の製品をつくるため、製品の形状や季節、天候などによって、土を流し込む速度、時間等、経験による技術が必要となります。

仕上げ焼成

バリとり、水ぶきなど製品の表面を仕上げ、素焼きの後、顔料を使い、下絵付をします。

上絵付

白雲、ボーンチャイナなどの素材は別工程になりますが、焼き上がった製品には、上絵具を使用し、一つ一つ丹念に、各種の筆を使い分け、線描き、模様付けなどの絵付をします。
 濃淡のある部分や広い範囲の着彩にはスプレー噴射器を使って、顔料を吹き付けます。
 転写紙の使用やラッカー加工を用いることもあります。

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